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医療プレスリリース

犬の心臓治療と延命に新時代 ベトメディン薬で

2008年09月05日配信 共同通信

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 【インゲルハイム(ドイツ)4日PRN=共同JBN】獣医と犬の飼い主は4日、数百万人の犬の飼い主とペットが一緒に暮らせる幸福な生活を延ばすことを約束する新しい研究を歓迎している。3年間にわたるこの研究は、最も一般的なタイプである心不全を患う犬が、ベトメディン(登録商標、一般名ピモベンダン)による治療を受けると、ほかの一般的な治療オプションに比べ平均91%(140日に対し267日)も長生きすることを示した(注1)。

 このマルチメディア・ニュースリリースは以下のサイト参照。

 http://www.prnewswire.com/mnr/boehringeringelheim/34774

 「ジャーナル・オブ・ベテリナリー・インターナル・メディシン」最新号に掲載されたQUEST(生活の質と生存期間の延長)研究の結果は、犬の心臓の健康に関する重要な成果である。専門家は7歳以上の小型犬、中型犬の25%が生存中心臓病にかかる可能性があり(注2)、そのうち75%は「心弁不全」「心内膜炎」と呼ばれる粘液腫様変性僧帽弁疾患(MMVD)によって起きる(注3)と報告している。

 獣医科心臓学専門家でこの研究の主任研究員であるロンドン王立獣医大学のアドリアン・ボスウッド氏は、この独立的なQUEST試験は現在ある別の治療薬であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の塩酸ベナゼプリルと比較して、ベトメディンが生存期間に及ぼす影響を探ることを目指したと説明し、「ベトメディンによる治療を受けた犬はベナゼプリルの治療を受けた犬より2倍近く長く生きることをQUESTが示した(注1)ので、心臓獣医、開業獣医としてわれわれはこの深刻な病気に悩む犬をどのように治療すべきか今や改めて考えるべきだ」と語っている。

 共同主任研究員であるグエルフ大学オンタリオ獣医学部のマイケル・オグレディー博士はこれに加えて、「最も一般的な心不全の犬には、治療計画に欠かせない部分としてベトメディンを投与すべきだという強力な証拠をQUEST研究は提供している」と述べた。

 QUESTはMMVDが原因のうっ血性心不全(CHF)の治療を目的として行われた研究では最大の国際的研究で、3年間にわたり3大陸11カ国の260匹の犬が研究対象となった。この研究はオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、英国などの32人の独自の獣心臓医のチームが行った。

 MMVDが原因のCHFはキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、プードル、チワワ、ダックスフントなど高齢の小型ブリード犬がかかることが多い(注3)。

 犬の飼い主が注意すべきこのタイプの心不全の症状は、せき、運動をいやがること、夜間に不安で落ち着かないこと、呼吸が苦しそうなことなどである(注3)。これらの症状が現れた場合は、飼い主は犬を獣医に診せて治療を受けさせることが大切である。

 同じくこの試験の主任研究員であるウプサラ大学イェンス・ヘッグストレーム獣医内科教授は「QUESTはこの共通して衰弱を伴い生命を脅かす心臓病にかかった犬の命を延ばす重要な治療オプションを示しているので、犬の飼い主はこの研究結果に力づけられるに違いない」と語った。

 犬の飼い主はこれで、心不全の最も一般的な原因に苦しむ犬と過ごす時間を可能な限り長く楽しむ機会について新しい情報を入手できる。

 8歳のキング・チャールズ・スパニエルの飼い犬ファーンがベトメディンによる治療を受けているサリー・コプランドさんは「飼い犬は家族にとってとても大事なので、飼い主は犬に最も効果的な治療を受けさせるために全力をつくす。飼い犬の命が不必要に短くされることはだれも望んでいない」と語っている。

 ベトメディンを使うことの重要性について明確な証拠を提供するQUEST研究の完全な結果は「ジャーナル・オブ・ベテリナリー・インターナル・メディシン」の2008年9/10月号に掲載されている。

 QUEST研究とMMVDが原因のCHFについての詳しい情報は http://www.questtrial.com へ。

 ▽べーリンガーインゲルハイム

 べーリンガーインゲルハイム・アニマルヘルスとべーリンガーインゲルハイム・ベトメディカはべーリンガーインゲルハイム企業グループに属している。べーリンガーインゲルハイム・グループは世界の20大医薬品会社のひとつである。本社はドイツのインゲルハイム、47カ国に135の系列会社があり、従業員は3万9800人で世界的に活動している。1885年の創立以来、一族所有の同社は人間、動物用の治療価値が高い新製品の研究、開発、製造、販売に従事してきた。

 2007年のべーリンガーインゲルハイムの売上高は約110億ユーロを計上し、最大の事業部門である処方薬の売上高の5分の1を研究、開発に支出した。

 動物健康事業は米国、カナダ、フランス、ドイツ、英国、イタリア、スペイン、メキシコ、北欧諸国、日本、中国を含む20カ国以上で行っている。1955年以来、べーリンガーインゲルハイム・アニマルヘルスは安全な栄養食品の適切な供給に寄与し、人間と動物のきずなから生まれる情緒面、肉体面の利点を推進している。

 詳しい情報は http://www.boehringer-ingelheim.com へ。

 (注)
(1) Haggstrom J, Boswood A, O'Grady M et al. Effect of Pimobendan or Benazepril Hydrochloride on Survival Times in Dogs with Congestive Heart Failure Caused by Naturally Occurring Myxomatous Mitral Valve Disease: The QUEST Study. J Vet Intern Med. 2008;22(5).
(2) Evans T, Johnson C, Wernham J. Cardiovascular Insight: A global study of category prospects. Wood Mackenzie. July 2007.
(3) Haggstrom J, Kvart C and Pedersen H. "Acquired valvular heart disease" in Ettinger SJ, Feldman EC (Eds). Textbook of veterinary internal medicine: diseases of the dog and cat. 2005 (6th edition).

(了)

▽問い合わせ先
Philip Sheldon , Red Door Communications, Phone: +44-208-392-8093, Email: psheldon@rdcomms.com
Rikki Jones, Red Door Communications, Phone: +44-208-392-8062, Email: rjones@rdcomms.com
Julia Meyer-Kleinmann, Head Science & Technology Communications, Boehringer Ingelheim GmbH, 55216 Ingelheim/Germany, Phone: +49-6132-77-8271, Fax: +49-6132-77 7077, E-mail: press@boehringeringelheim.com

共同通信 http://www.kyodo.co.jp/

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